偏頭痛を患っている人の
前兆の更に前に見られるのが予兆、この予兆は早い人だと1~2日前からイライラや怒りっぽくなる、あくびが多くなるなどの症状が出始めます。
その後は偏頭痛の前兆、これは視界が欠けたりチカチカして見える、ギザギザした光が見える
といい、セトロニンが大量に放出したことにより、物が歪んで見え稲妻のように光が視界に広がっていく視覚障害です。前兆を伴う人でも、必ずしも前兆が伴ってくるわけではありません。
ただし4/5の割合の人は何の前触れ無く時と場所を選ばず偏頭痛を起すので警戒の使用が無いという人がほとんどです。しかし、実際には前触れが起こっているのですがそれに気づかないと言う人も少なくありません。
閃輝暗点のようなあからさまな前触れ以外にも落ち着きがなくなったり、気分が高揚したりする人もいます。
体がむくむ人もいたり、あくびを頻繁にするようになったり、イライラとしてしまうといった片頭痛と直結しにくい分かりにくい前触れが起こることもあります。
と言う事も多々あるのです。
ただ、2,3日前からそれらの症状が起こってもそれが予兆だと気づくことは難しいのは事実です。
なにもしていないのに肩が凝ったりとほとんど分かりにく前兆症状ですが、自分が偏頭痛になる2,3日前からの変調を思い出してみると良いと思います。
予兆・前兆がある偏頭痛の場合
偏頭痛の前兆の症状は5分から40分くらいで広がり消えて行った後、偏頭痛が始まります。この原因は、ストレスから解放されたときに起こり、脳の視覚野の血管が何らかの誘因で収縮、一時的な血流の変化が原因と言われています。
若年の場合になりやすい症状で、年齢と共にほとんど起こらなくなります。この前兆・予兆が起きたからといって、その後必ず偏頭痛が襲ってくるわけでもせん。まだ明確な原因は不明です。しかし、やはり危ない「閃輝暗点」。
海外での調べによると、予兆・前兆のある女性偏頭痛患者は虚血性脳卒中の割合が偏頭痛のない生活を送っている人の2倍とも言われているのです。
亜鉛とカルシウムが不足する事で血管が収縮し閃輝暗点が起こりやすくなるということが最近になって分かってきたので、ストレスから解放されて偏頭痛前に閃輝暗点が予測される前に、
で閃輝暗点を事前に防ぎましょう。
眠気は偏頭痛の前兆?
偏頭痛に悩んでいる人の中には、眠気にも同時に悩んでいる人がいます。この偏頭痛と眠気は繋がりがあるのです。しっかり睡眠を取ったはずなのにも関わらず
この症状は、偏頭痛の前兆かもしれません。
あくびは目を覚ますことを脳に伝えています。あくびが多くなり気分が良くないと、偏頭痛持ちの人は、
と事前に分かる人が多いでしょう。
眠気の前兆は、長い人で1日前から起こる人もいます。そこまで早く前兆が現れても、単なる寝不足なのか疲労か分からない場合が多いでしょう。
しかし、眠気が1日前に現れた後に偏頭痛に襲われた場合、眠気に襲われたことをしっかり覚えておくと、次に同じ症状になっても理解できるでしょう。
偏頭痛からくる眠気は、寝てもスッキリすることはなく、いつまでたっても眠いままです。車の運転などには十分に注意する必要があります。
急激な眠気とまではいかなくても、気になる眠気はただの眠気ではない場合があるので、何かのサインではないかと疑う必要があるのです。
特に、ストレスや緊張から開放されたときに眠気と偏頭痛はセットでなりやすく、疲れからゆっくりと休んでしまうこともあるので睡眠を取り過ぎ、更に偏頭痛を悪化させる形になる場合もあります。
偏頭痛、眠気、全く異なる症状ですが、同じ原因からきているケースもあるのです。日ごろから偏頭痛に注意して生活すれば、意識的に改善する方法を自分自身で見つけられるかもしれません。
自分自身ではどうにもならない通称「眠り病」とも呼ばれるナルコレプシーやうつ病も考えられるので、病院に相談するのも良いでしょう。